お葬式と言う儀式に相応しい身嗜み

冠婚葬祭の中でもいわゆる厳粛なる儀式と言えば、いわずもがな葬儀と言う事になります。その中での遺族並びに参列者は、厳粛な中にも失礼のないマナーがあります。それが身嗜みです。例えば着用している衣服です。そして女性ならばヘアスタイル、つまりは髪形も大切だと言う事になります。

当然の如く遺族ともなれば参列者からしてみればかなりの注目度上昇と言う事になります。遺族の男性、特に喪主ともなれば、その服装は黒無垢の袴姿と言うのが極一般的です。そして喪主の妻、その他の関係した女性の人の服装と言えば、今度は黒無垢の和装、つまりは着物と言う事になります。

そして髪型に関してです。但し、この髪型の場合は、特に女性の場合です。注意するべき事がロングヘアの場合は、確実にバックでまとめると言うのが基本です。つまりは葬儀の場合は必ず本人以外の他者に何度も頭を下げると言うシーンがあります、その度にロングのヘアが前に落ちると言う事のないようにするのが基本です。

ロングや、ショート、そしてボブでも同じように言えます。自分以外の相手に失礼のないように、そして焼香の際にも、髪にはなるべく手で触れる事のないように後ろで様々なヘアアイテムでまとめると言うのが基本です。このまとめ方には特に決まりはないと言う事になっています。

髪を結ってまとめてもそれは個性と言う事になりますから、遺族と言う意味、そして仮にも自分の連れ合いや尊敬していた人の死に対して崇拝の意味であればそれなりの美しい髪まとめ方もあります。